Planmeca Oyは、医療技術のさまざまな分野において世界をリードしており、世界120ヶ国以上で製品を販売しております。当社製品は、デジタルデンタルユニット、CAD/CAMソリューション、世界規模の2Dおよび3Dイメージング装置から、総合的なソフトウェアソリューションまで広い範囲にわたります。フィンランドのヘルシンキに本社を置く当社は、歯科装置の分野で最大の非公開企業であり、Planmecaグループの親会社です。世界中に4,500人の従業員をかかえるPlanmecaグループ企業は、2021 年に合計 12 億ユーロの売上高を達成しました。。
研究開発への当社の熱心な取り組みと、医療専門家および有名大学との密接な協力が当社イノベーションの成功を支えています。他社の追従を許さない科学的知識と臨床ワークフローの深い理解は、当社の製品開発において不可欠な要素です。
当社のデンタルユニット、イメージングデバイスおよびソフトウェアのソリューションは、フィンランドのヘルシンキで設計、製造されています。卓越された技術と上質な素材を使用した当社製品は手作りで、それぞれのお客様の仕様に合わせて製作されます。
このデジタル歯科の時代に、我々の高度なイメージングソフトウェアとデジタルソリューションが道を切り開いてきています。優れた画質、低被曝量であり使いやすいことが、当社の製品開発において最も重要なガイドラインです。
当社は、長期間耐久性に優れ、スタイリッシュなデザインの製品を開発することを目標としています。歯科専門家のための効率的なワークフロー、患者とスタッフの安全性、患者さんの快適性、持続する審美性という4つのデザイン原則が当社の指針です。
感染予防と清潔な水は、当社のデンタルユニットの設計と開発において不可欠な要素です。当社は材料の選定、設計、技術内容に特別に配慮しており、安全な治療環境を実現します。
Planmeca Oyは1971年、フィンランドのヘルシンキでHeikki Kyöstilä によって設立されました。Planmecaはデンタルスツールおよび器具キャビネットの小規模メーカーとしてスタートしましたが、間もなくグローバルな販売戦略を採用し、製品ラインナップを患者用チェアとデンタルユニットに拡大、その後2D、3Dイメージングデバイス、CAD/CAM製品、ソフトウェアソリューションへと拡大しました。現在、Planmecaは世界最大の非公開企業となっています。
Planmecaは、1970年代に歯科市場に参入し、主要製品ラインナップを確立しました。1971年にはデンタルスツールとキャビネットの小規模なメーカーとしてスタートしました。以降、数十年にわたり、患者用チェアとデンタルユニットの生産を拡大しました。最初の患者用チェアが1977年に、そして最初のデンタルユニットが1979年に開発されました。
急速な国際拡張に伴い、1980年代には最初の子会社が米国、イタリア、スウェーデンに設立されました。10年以内に、製品面において先駆的なマイクロプロセッサ技術をベースに、いくつもの大きな進歩がありました。1983年、Planmeca はマイクロプロセッサ制御のデンタルチェアを初めて販売し、マイクロプロセッサ技術はその後デンタルユニットにも導入されました。1986年には、当時の歯科放射線学において革命的なイノベーションであったマイクロプロセッサ制御のパノラマX線装置の発売により、イメージングデバイスの製品ラインナップを拡大しました。
1990年代、Planmecaは1995年、革命的な歯科イメージングシステムを開発し、International Dental Show(IDS)で初めて発表しました。デジタルイメージングシステムは画像の閲覧と処理のためのデジタルソフトウェアの開発によってサポートされました。1999年にPlanmecaはオールインワンコンセプトとしてデジタル歯科治療向け統合情報技術システムを導入し、デンタルユニットに取り付けられたフラットパネルディスプレイからX線画像や患者データなどのあらゆる患者データに瞬時にアクセスできるようになりました。
歯科産業では2000年代に急速にデジタル化が進み、この影響は歯科イメージングデバイスおよびソフトウェアの開発にも及びました。2005年、Planmecaは3D歯科イメージング向けにコーンビーム断層撮影法(CBCT)システムを導入しました。有数の歯科大学の要求の高いニーズに対応するため、X線画像処理の革新的なプランメカ Romexis® ソフトウェア・プラットフォームが開発されました。2000年代には新しい様々な技術革新が導入されました。2007年以降、ハイテクソリューションがデンタルユニット設計にも採用されるようになり、Planmecaは対称電動式ムーブメントを搭載した完全適合型のデンタルユニットを発売しました。さらに、Planmecaは2000年代、歯科教育とトレーニングの分野で大幅な市場シェアを獲得しました。
2011年、Planmecaはデジタルイメージングをさらに発展させ、3種類の3D データセットを1つのX線ユニットで完全な3Dモデルに統合させた初の企業となりました。高度なソフトウェアを使用したプランメカ ProMax® 3Dシリーズは、CBCT画像、3D顔写真および3Dモデルスキャンにより3次元のバーチャルにて患者を作成します。パートナーとの協力により、歯科プロフェッショナル向けに質の高いデジタル歯科コースを提供し、歯科学および口腔衛生学の分野におけるデンタルテクノロジートレーニングの推進に貢献しています。2014年、Planmecaによるすべての教育とトレーニングをカバーする包括的なコンセプトであるPlanmeca Digital Academyが開校されました。同年、Planmeca はトゥルク大学(University of Turku)との協力により、デジタル歯科分野の世界の歯科医および歯科技工士に継続教育を提供するNordic Institute of Dental Education(NIDE)と呼ばれるジョイントベンチャーを設立しました。
現在Planmecaは、装置、ソフトウェア、サービスの豊かなエコシステム構築の領域における先駆的な存在です。当社のユニークな製品ラインナップは、デジタルデンタルユニットと複合仕様の2D、3Dイメージング、CAD/CAMシステム、ソフトウェアといったハイテクな歯科クリニックで必要とされる全てをカバーします。当社のプランメカ Romexis® ソフトウェアは2Dおよび3Dイメージングを統合した歯科用ソフトウェアで、2015年の時点ですでに同一のプラットフォームにCAD/CAM ワークフローが組み込まれていました。当社は、お客様が常にデジタル歯科学分野で優位に立てるよう、新しい機能を継続的にソフトウェアに追加しています。